
昔は一家に1台脱衣所に置いてあった体重計、昭和の時代はアナログ(針)、平成はデジタル、しかし今は体重だけでなく、体脂肪は勿論BMI、心拍数、筋肉量、骨量、体年齢、皮下脂肪率などのが測定できてその数値をBluetooth通信でスマートフォンに測定結果を送信、アプリで管理できる体組成計がメインとなって来ています。そこで今回は目的にあった製品が選べるように体重計、体脂肪計、体組成計の違いや選ぶ際のポイントをご案内致します。あわせて、高性能ながら価格を抑えたリーズナブルなおすすめモデルを7選ご紹介していきます、是非、商品ご購入の参考にしてください。
■体重計の種類
一般的に「体重計」と総称されるものは、「体重計」「体脂肪計」「体組成計」の3タイプに大別できます。ここでは、それぞれの機器の特性や、どのようなデータを測定できるのかを解説します。
①体重計
体重計とは、機器の上に乗って体の重さを測定するオーソドックスなタイプです。現在も病院や公衆浴場でよく使われています。アナログタイプ、デジタルタイプともに、重さを測るだけのシンプルなタイプなら価格は安く、一方で体重測定の精度が高いものは価格が高めとなります。

②体脂肪計
体脂肪計は、体重と体脂肪率を計測できるタイプの機器です。体脂肪率とは、体重に占める体脂肪の重量を比率で表した数値です。体重と体脂肪率を計測できるタイプです。体内にある脂肪の割合を把握することは、糖尿病や高血圧、呼吸器障害などの病気対策や、自身の健康管理につながります。

③体組成計
体組成計は、体脂肪計よりもさらに多くの項目を計測できるアイテムです。機器によって計測項目は異なりますが、多くの体組成計はBMIや内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体水分量といった項目を計測し体の状態を総合的にチェックできます。体組成計は足裏から微弱な電流を体に流し、その電気抵抗値から体脂肪率や筋肉量などを測定します。一般的な体重計では得られないこれらの情報は、健康管理に役立てたい方、ダイエットやトレーニングの効果を可視化したい方にはぴったりのアイテムといえるでしょう。
■体組成計の種類
①両足測定タイプ
☆乗るだけで体組成を測定

②両手両足測定タイプ
☆乗った上でグリップを引っ張る

体重だけ把握できれば良いという方には体重計、体組成を簡単に測りたい方には両足測定タイプの体組成計、体組成を部位別に測りたいという方には両手両足測定タイプの体組成計がおすすめです。
■体重計、体組成計を選ぶ時のポイント
①測定項目
様々な体の要素を測定することができる体組成計。測定できる要素は、主に以下のような項目が挙げられます。


例えばダイエットが目的の人であれば、体脂肪率に加えてBMI、内臓脂肪レベル、基礎代謝量なども測定できるものがおすすめです。体組成計は、体重のほか、体脂肪率や内臓脂肪、BMI、基礎代謝量(BMR)、筋肉量、体年齢、体水分率、推定骨量などの細かな項目を測定できます。また、筋トレや運動機能向上のために使用する場合であれば、それらの項目に加えて心拍数や部位別の筋肉量などの測定項目があると、より細かく自身の体を把握できるでしょう。

②最小表示
体重計・体組成計は、モデルによって計測可能な単位が異なります。ダイエットや筋トレなどでより細かい数値を記録したい場合は、体重の最小表示単位を確認しておきましょう。体重計・体組成計の最小表示単位は100gが主流です。一般的な使い方であれば十分ですが、なかには50g単位で計測できるモデルも販売されているのでチェックしておきましょう。なお最小表示が50gであっても、体重が一定の重さを超えると表示が100gごとに切り替わる製品もあるので、注意が必要です、ダイエットやトレーニングに力を入れているなら計測可能単位が50gのモデルがおすすめです。日々の努力の成果が把握しやすく、小さな変化にも気が付きモチベーションアップに繋がります。

③登録人数
家族など複数人で体重計・体組成計を使用する場合、登録できる人数もチェックしておきましょう。1台の体重計・体脂肪計・体組成計で、複数のユーザーの登録できる製品があり、家族人数に応じたモデルを選びましょう。計測できる年齢も異なるので、何歳から計測できるのかも合わせて確認しましょう。ユーザー登録をすることで前回の測定値と比較できたり、スマホのアプリでデータを管理したりすることができますよ。

④スマホ連携機能
スマートフォンと連携できる体組成計であれば、専用アプリをインストールすることで測定結果の管理ができ、データの一覧やグラフを見ることもできます。製品によっては、スマートウォッチ等の端末で計測した脈拍や心拍数、運動量といったトレーニングデータを分析したり、血圧計のデータと連動して記録をとったりすることも可能です。スマホと体重計・体組成計の通信方法にはBluetoothとWi-Fiの2種類があり、両方に対応している製品もあれば、片方しか対応していない製品もあります。

⑤自動認識機能
自動認識機能を搭載していないモデルの場合、測定を開始する前にボタン操作でユーザーを切り替える必要があります、自動認識機能を搭載しているモデルなら、登録しているユーザーのうち誰が乗っているのか自動で認識するので便利です。ただし、過去の測定データからユーザーを認識する仕組みであり、誤認識する場合もありますので注意が必要です。登録したユーザーのなかに測定値が近い人がいると、間違って判別するケースがある点に留意しておきましょう。

■おすすめ体組成計7選
・体重計 RENPHO レンフォ 体組成計 ES32MD

4つの高精度センサーを搭載したスマート体組成計です。体に微弱な電流を流すBIA技術で、体調管理に重要な13種類の項目を測定します、日々のダイエットやトレーニングの成果を記録するのに役立ちます。専用アプリ「Renpho Health」とBluetooth連携すれば、体重などの健康状態をスマホに記録でき日々の成果を可視化。家族で一緒に使うなど、1台を複数人で共有してもプロフィールとデータは個別に記録できます(登録人数無制限)。
(引用先 amazon.co.jp)
・Anker Eufy (ユーフィ) Smart Scale P2 Pro

安心の日本のメーカータニタ、体重やBMI、体脂肪率などの基本情報のみでなく、心拍数、筋肉量、骨量、体年齢、皮下脂肪率などのカラダに関する16の項目を測定できます。Wi-FiまたはBluetoothを使用して専用アプリに接続することで、データを自動的にアップロード。登録人数の制限なくご使用いただけます。高感度センサーにより最小50g単位での測定が可能で、赤ちゃんやペットなどの体重管理にも最適。
(引用先 amazon.co.jp)
・Besecou 体重計スマホ連動

高精度の四つのセンサーが搭載され、BIA測定技術を利用して、正確に体組成分析が可能。乗るだけで各数値の測定ができます。測定範囲:0.1kg-180kgまで、測定誤差は0.01kg以内に制御されました。専用アプリ「Unique Health」に登録すると、体重計に乗るだけで、25種類の健康項目が見えます、アプリ内のデータは同期出来ます。
(引用先 amazon.co.jp)
・オムロン 体重計 krd403t

健康管理に役立つ8項目を測定,乗るだけで電源がONになり、すぐに測り始めることができます。自動で個人を認識し、自動でデータを転送します。1ユーザーにつき測定メモリは30回分保存されます。電源ボタンを押して測定すると体重測定ができます。体重のみ測りたい時には靴下を脱ぐ必要もなく気軽に計測することができます。コンパクトなA4サイズ,薄暗いところでも見やすいLED,6歳から測定OKの子どもアルゴリズム機能を搭載。OMRON connect(オムロンコネクト)やアプリ連携であなたの健康管理をサポート。
(引用先 amazon.co.jp)
・タニタ(Tanita) 体重 体組成計 BC-768

測定項目は8項目、体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、測定の継続状況に合わせて表情が変わり、毎日の測定をサポートするために応援してくれる「マイサポ」機能搭載。ボタンを操作せずに乗るだけで電源ONになり、登録者の中からあなたを自動で認識して結果を表示する「乗るピタプラス」機能搭載、登録人数は5人まで可能です。Bluetooth通信でiPhone、Androidスマートフォンに測定結果を送信、アプリで管理できる、記録したデータはグラフ表示されるので変化が一目で分かります。
(引用先 amazon.co.jp)
・AQielev体組成計 スマホ連動

AQielevの体重·体组成计が8 電極片にアップグレードされ、高低双周波測定を採用されます。同時に、最先端の高精度 BIA センサーと日本製のスマートチップが搭載され、全身の各部位をより細かく、安定して、正確に、専門的に区分測定できます。体重、BMI、体脂肪率から除脂肪体重、皮下脂肪、内臓脂肪、体水分率、骨格筋、筋肉量、ミネラル、タンパク質、基礎代謝、体内年齢まで、合計 45 種の健康項目を測定できます。この体重·体組成計はiOS と Android 両対応で、上限なく家族全員がデータ共有可能。
(引用先 amazon.co.jp)
・INFIELD 体重計 AI×体組成計

多くのプロ野球チームにも採用されているNFIELD (インフィールド)体重計】プロトレーナー全面監修してした、最新のAI技術と体重計を掛け合わせた体組成計です。AI知能×専門知識を掛け合わせることで、今までにない体重計を開発され、MONOQLOではA賞を受賞しました。体重計一台で何台でもスマートフォンの登録が可能ですので、家族みんなそれぞれのスマートフォンでバレずに健康管理を行う事ができます。日本メーカーが1年以上かけて開発した日本人の為無料専用アプリ「AI×Scale」で部位ごとに計測された全13項目の測定データで、日々の身体の変化をくまなくチェック可能です。
(引用先 amazon.co.jp)
■まとめ
ダイエットや筋トレが必要ない人にとっても、体重は健康のバロメーターとして常に把握しておく必要があります、それだけに、一家に1台は体重計・体組成計を備えておきたいものです。最近はスマホアプリと連動して測定値を管理できる製品が増えており、活動量と合わせて管理できるものも発売されています。マホアプリを活用すると、より体重や体組成の管理がしやすくなり、健康管理やトレーニングのモチベーションアップに繋がります。スマホとの接続方法やアプリの操作性、測定できる項目、体重の最小表示、ユーザー登録できる人数、自動認識機能が付いているかどうかなどをチェックして、ご自身に合ったコスパの良い製品を選びましょう。
